瓦版
お知らせ
2025年6月10日
吉原が明暦2年(1656)江戸の大火で焼けてしまい、幕府は吉原の遊郭を浅草に移転させました。
この地には紙すきの工場があって、紙をすいて仕上げるまでに、紙をしばらく水にひたして
冷やしておく工程があり、これを「ひやかす」といった。
すしの浅草海苔も浅草紙の漉き方など製造方法を真似て作られました。
その間、職人たちは暇なので、近くの吉原の遊郭をのぞきに行った。
登楼する当てはないが、何となく廊内をそぞろ歩きしている男たちを「ぞめき客」と言い
「ひやかし」という語源がここから生まれた。
乾し海苔(のり)の大きさや製造法のもとになったのが「浅草紙」です。
海苔1枚(全判)の標準サイズは縦21cm×横19cmで、ティッシュペーパーと同じサイズです。